iLsプラクティショナー養成コースは学習困難・感覚処理の困難、発達障がいや自閉症スペクトラムの支援等の分野で働く療法士・教育者・医療従事者などの専門家向けのコースです。
お問合わせ先:nanairo noかけはし
E-mail:info@nanairo-k.com(@は半角にして下さい)
電話:090-3850-1717
ご関心のある方はお問合わせ下さい。養成コースの詳細をメールでお送りいたします。
講師:マリアン・ジャッド(オーストラリア在住)
学びや振る舞いに困難を抱える子どもたちや、思春期の子どもたちのためのエクストラレッスン&セラピーセンター代表。心理学者、iLsプラクティショナー&トレーナー、エクストラレッスンプラクティショナー&トレーナー。長年にわたってiLsリスニングトレーニングで子どもや大人の困難を助けている。
iLsリスニングトレーニングとは
iLsリスニングトレーニングは、特殊なフィルターをかけた音楽を骨伝導・空気伝導を使ったヘッドフォンで聞きながら、さまざまな動きのエクササイズを行うことで、脳の働きを「再訓練」する多感覚的なプログラムです。3つの主要な感覚システムである視覚・聴覚・バランス感覚(前庭感覚)を同時に働かせることで、ホリスティックにアプローチします。それによってどんな年齢の人であれ、より活発になり、集中でき、自分に自信がもてるようになります。クリニック、学校、あるいは家庭で使用することができます。
どんな人に
・学習困難(例:読み書き、認識能力)
・集中力、記憶力が弱い
・コミュニケーション、感情の問題
・さまざまな感覚処理(視覚、聴覚、バランス等)がうまく出来ていない
・自閉症スペクトラム ・・・など
このような子どもや成人に対して、iLsリスニングトレーニングは大きな効果を発揮しています。
受講資格
学士の学位またはそれと同等の医療、教育またはその他の関連する資格をお持ちの方
エクストラレッスンプラクティショナー
ブレインジムインストラクター
作業療法士・理学療法士・言語聴覚士・音楽療法士・臨床心理士 ・感覚統合療法
療育実践者・教育者・スポーツトレーナー
医師・看護師
オステオパス・鍼灸師
など、専門資格をおもちの方
これらの療法士の方が、それぞれの療法とiLsを併用して使用することにより、より高い効果が期待できます。
コースの内容及び目的
・ iLsの方法論のもとになるカギとなる要素についての理解
・ 関連のある耳、脳、神経系についての神経解剖学についての概観
・ iLsの聴覚、視覚、バランスの要素のための実地の演習
・ iLsの音楽処理及びプログラム・デザインについてのディスカッション
・ 複数のプログラムを組み合わせたり、iLsを個別に変更させたりするためのケース・スタディーの練習
・ プログラムの選択についての客観的なアセスメント・ツールの概観
・ iLsをクリニックでの実施あるいは学校でのセッティング(設定)に統合していくことについて。家庭での使用も含みます。
このコースを修了した者はiLsのメンバーとなり、プラクティショナー証明書が授与され、iLsシステムのフォーカス・システムとキック・スタート・システムをクライアントに使用できます。また、機器のレンタル・販売をすることができます。
<フォーカス・システム>
家庭や学校、クリニックで使用できるように標準化されたシステムです。
4つの発達領域における、一連の音楽がプログラムされています。
セッションの組み合わせや長さなどをカスタマイズできます。
振る舞いやエネルギーレベルを改善し、幸福感と自尊心を高めます。
*感覚/運動プログラム
*集中/注意プログラム
*読み/聴覚処理プログラム
*最高のパフォーマンス・プログラムⅠ&Ⅱ
(情報処理のスピード、創造性、モチベーション、インスピレーションを改善するプログラム)
*補足のプログラム
歌を使った落ち着きをもたらす補足プログラム
歌なしの落ち着きをもたらす補足プログラム
<キック・スタート・システム>
システムのコストを下げるため、骨伝導の要素が除かれています。特別にデザインされたプログラムが入っています。